次女の子にも買ってあげたい雛人形
当店の知り合い、K子さんは次女で生まれ普通に幸せに家庭を持たれています。
幼い頃の雛人形のお話をするとよく聞く話ですが、何でも「おねーちゃん」の物で自分の物は少なかったと話します。長男・長女はやはり廻りの家族が、知らず知らずに甘いのでしょう。 次男・次女が生まれても「これは、おねーちゃんと○○ちゃんのものね。仲良く使いなさい。」と無意識に口にしています。私、自身もそうでした。
が、しかし、「○○ちゃんは、何故、私のではないの?」と幼心に思ったそうです。 親はまったく、そうは思わず兄弟みな可愛く接しているのですが。二人目、三番目、その下の子には言葉使いも一言多めにかけてあげたいですね。「これは、あなたのよ、大事にしてね」
雛人形のいわれとしては、女の子の一人に1つのお守りと言われていますが現代の住宅条件からいくと2つも3つも飾る場所がない、また、収納場所がないといったことが実情ではないでしょうか。そのような状況を前提として雛人形と同じ女の子の厄除け、幸福な将来を願う飾りとして「つるし飾り」、厄を跳ね返し末広がりになる人生を願う「羽子板」、又、長子が衣装着人形の場合、コンパクトで小さな玄関にも飾れるような「木目込み人形」、リビングにインテリア感覚で飾れる「立ち雛」、お雛様を描いた絵画・掛け軸などをお二人目のお子様にお買い求めになるお客様が増えてきています。
少子化のこともあり、「長女、長男に買ってあげたのに三番目の孫にはなしとはいかないわね」と言ってお買い求めに来られる、おばあちゃんも比較的多くお見えになります。昔のような大きな人形ばかりではなく小さなお人形が数多く提案されています。(お値段も) 是非、お人形店に足を運んでみてください。